同業他社さんちの決算、年一の作業だしねー
昨日、借地権更新に同席して預かってきた決算・申告のためのデータ一式。
うちのマシンでいざ開けようと思ったら、7月末に自分とこのを終えた後、
どうやらログインパスワードを設定したらしい、私・・・。
自分のアカウントに入れない・・・。
ヒントもあるのになぜそのヒントになってるのかも忘れてる。
昼食がのどを通らない位落ち込んだ・・・(暗
朝から暗く悶え苦しんだ挙句、評価を見る限りで最も安全そうな
pass crash softを見つけて、やっと自分のアカウントに入れたのが18時。
だーーーーっと内容を見て、期首の初期設定のミスを発見し、
これで大きな食い違いが解消。
電話で、相手さんも同じ画面をみながら操作の説明をし、数字を入れ替えてもらって、
左右がきれいにそろった期首の貸借になり、そこから今期の数字の入り繰り。
やっぱり、年に一度しかしない作業だし、経理の経験が浅いから、
資産や負債勘定と、経費などの損益勘定の振り分け=捉え方が今一つ完璧じゃない。
資産と経費の違いをなかなか実感でとらえられないらしい。
例えば、車輛は資産(動産)だけど、車輛費は経費。
除雪機は動産、除雪費は経費。
経理の言葉は、慣れて身に沁みないと、とっさにはわかりにくい特殊な言葉だから、
ガソリン入れたら、これは燃料、車両費、経費、と唱えてね、とか、
車を買ったら、支払総額を、税と車輛(動産)の新規償却と車輛経費、3分割ね、とか、
お金を使うときは、元帳に記載する際の科目を常に意識してねと伝えてきた。
私も最初の頃はずいぶん苦労したけど、試算表までは業務として作ったこともあるし、
いまの業種は仕入れも在庫も掛け売りもなくて元帳の内容がシンプルだから、
ツレに業種の特徴を教わりながら、なんとかやってこれた。
解ってみれば、複式帳簿ってなんて合理的にできてるんだろう!と感激するけど、
それよりも、その合理的な記帳方法で作る元帳を、
いくつかの文字入力でさっさと作ってしまえるソフト、これもなかなか感激できる。
こういう、新たなことを知って視点を変えられるから、
知らなかった仕事をしてみるのは面白い。
私が決算を見せてもらってるのは同業他社で、
いま4期が終わるところと6期が終わるところ。
私で12期が終わったところ。
年に一度しかしない作業でも、12回もやれば人様に教えられるものなんだなーと、
この点にもやや驚いてる。
まぁね、数字だから。
あいまいさがないし、正しければ左右はきっちり合うという前提だし、
預金通帳の期末残高という動かしがたい数字が起点になるわけだし。
少なくとも通販のカスタマーやってるよりは100倍、楽(笑)