ゆっくり終活する日々

老後お一人様の過不足なく小さく暮らす生き方を探る話などを、思いつくままに書き綴ります。

60代半ばでやってきたお一人様暮らし。
幸い、先に引きずる病気はないけれど、腰痛や、加齢によるケガ・事故の心配をしなきゃならないお年頃。
節税対策の法人で貸付不動産を運用しつつ、お一人様で終活しながらシンプルに暮らす日々の喜怒哀楽日記です。

一人暮らしの悩み、食べすぎる、食べ忘れる

先日いただいた家庭菜園の葉物野菜。

葉物はなかなか保存が難しいし、生野菜状態だと視覚的分量が多くてなかなか減らせない。

これは半分以上ご近所さんにもらってもらった。


忙しく若い家庭と違って、一人でのんびり暮らしだし、そこそこ炊事もこなしてるだろうから、とあちこちから自家菜園で作る、季節の野菜や果物が到来する。


身近に漁師さんはいないけど、頂き物のおすそ分けとして、磯魚も届いたりする。

そういう素材が好き(*^^*)


素材を組み合わせて、好きな味付けに調理するのが楽しい。

料理上手というのではなく、あるものの組み合わせで作るお惣菜が、年齢相応のキャリアでそこそこ美味しく出来上がる。

美味しいの基準は、自分の味覚だから家庭料理の範疇を出ない。


で、最近、季節柄、野菜がおいしい、特にナスがどんどんおいしくなってきてる。

なす、大好きなのさ。


なすを乱切りにして油通しし、豚肉とピーマンを炒めた中に投入。

みりんをかけまわして、汁気のあるうちに味噌を解く。

材料を出してから皿に乗るまで10分。


濃い目の出汁を好みの濃さの醤油味にして、へたごと半分に割って縦に切れ目を入れて素揚げしたナスを漬けこんで冷やす揚げ浸し、冷蔵庫で3日はもつ。


薄切りしたナスとシソに3%の塩で、しっかり空気を抜いたジップロックでちょっと揉んでナスの浅漬け、色が変わりやすいから作り置きできないので1回分づつ。


長ナスを焼きなすにするのも好きなんだけど、自宅のガスではうまく焼けなくて、居酒屋に行ったときにしか食べられない。


最近もっぱら常備菜にしてるのが、最初に書いたナスのみそ炒め。

冷たくてもおいしいから、ご飯にも、そうめんのおかずにもよろしい。


ナスばかりじゃなく、いろいろ頂き物の野菜が増えてきたから、その都度惣菜にしたり、火を通して冷凍したり、夏場は下ごしらえ仕事が忙しい。


作った惣菜は、もちろん自分好みに作ってあるわけだから美味しく食べる。


白米3合と発芽玄米2合、合わせて5号のご飯を炊いて、容器7個位に分けて冷蔵する。

炊き立てと惣菜の完成が一緒の時は、かなりがっつり食べる。


常備の副菜は、紅サケの粗をほぐして作る鮭フレーク。

粗をフライパンで蒸し焼きにしてほぐし、擦りゴマと削り節と和え醤油を少しかけまわしておく。200円そこそこで結構な量のフレークになる。

ご飯が進んでなかなかヤバイ。


もう一つの常備菜は、ちりめんと昆布とゴマと削り節を、酢とみりんと醤油でよく混ぜ合わせてなじませる佃煮風。

これもご飯ばかりやたらと進んでヤバイ。


これに残り物野菜で作る浅漬けかサラダ。



惣菜は1人前づつは作れないから、食べる時は3回か4回食べる、もしくは半分冷凍しておく。


で、ご飯も炊いてあるし惣菜も十分、ヨーグルトの作り置きもシリアルも十分。

となると、気が済んでしまって食べるのを忘れる。


味見しながら作って、食べるのを楽しみに冷蔵庫に入れて、気が済んでしまうと食べたい気持ちも気が済んでしまう。


だから、食べる時は3食みっちり食べるし、忘れると、昼ころにヨーグルトを200gくらい食べて、夕方小腹がすいたかなーと思いつつも、21時ころ眠剤飲んでそのまま寝てしまう事もある。


おやつは買い置きがないし、食べる時は食事。

でも空腹感がないと食事を忘れる。



一人暮らししてて怖いところは、ここ。



空腹なのか空腹でないのか自覚がないまま、作ったものを普通の食事として食べ続ける。

そして空腹感がない日は食べるのを忘れてしまう事のある年齢になったという事実。


自分の食事だけでなければ嫌でもすこしでも食べるけど、一人だと忘れたまんま。



これも何か、年寄りになってきたことの障害の一つなのかしら。

ひとり暮らしだからとばかりも言えないような気がするのが、不安といえば不安。



同世代のお一人様はどういう暮らしをしてるんだろうね。






 

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