やっと爛漫の春、損保の範囲
3日ほどかなり寒い日が続いて、桜も開ききれずに足踏みしていた。
今日はやっと暖かい日、チャリに乗っていても気持ちいい。
気温は17℃ほどだったらしい。
この桜は樹齢およそ60年ほど。
2本並んであるうち、他所様の敷地側のが、芯が弱ってきてる。
庭やさんが冬に枝を整えるときに、幹をたたいて密度を確かめてくれた。
建物に囲まれているから、そうめったなことでは倒れないと思うけど、
万が一、倒れて他所様の家を壊したりしたらと思い、損保に相談してみた。
ところが、この桜が倒れて相手に被害が出ても、
それの費用を負担する保険はないらしい。
どうしても心配なら、その家に保険をかけさせてもらって、
自分で払うしかないと。
要は、そんな危なさそうなものをそこに敢えておいておかないで、
危ないと思うなら取り除きなさいね、ということらしい。
納得できるようなできないような・・・。
建物にかける損害保険も、昔に比べたらかなり使い勝手がよくなってきているらしい。
屋根からの落雪で傷んだ外壁や、除雪機で割った窓なども保証の対象になるとか。
これまで何度か損保の説明は受けたけど、年々、保険の補償範囲について、ユーザーインターフェイスがよくなってる気がする。
建坪は小さいにしても建物4棟分の保険料は年間で10万ほど。
たぶん、元は取れないだろうけど、何かあったらまとまった金が出ていくことを思えば、それを10万づつ分割払いしてると思うことにしてみた。
それでもまだ、損害保険について、どこか出し渋ってるというか、当てにしてないというか、信頼してないというか、生保のようにはすんなりと掛ける気になれない。
私は入院保証付きの生保、40年かけてるけど、一度も使ったことがない。
そう思えば、すっごく損してる気がするけど、幸せな人生してきたんだなとも思う。