ゆっくり終活する日々

老後お一人様の過不足なく小さく暮らす生き方を探る話などを、思いつくままに書き綴ります。

60代半ばでやってきたお一人様暮らし。
幸い、先に引きずる病気はないけれど、腰痛や、加齢によるケガ・事故の心配をしなきゃならないお年頃。
節税対策の法人で貸付不動産を運用しつつ、お一人様で終活しながらシンプルに暮らす日々の喜怒哀楽日記です。

チャリと交通費、暮らしの原価

私は運転免許を持ってない。


日常生活は、雪のある間は徒歩、雪がなくなったらチャリ。
今年、買い替えた。



これに前かごをつけ、小さ目なリュックを背負ってスーパーに行けば、
5,000円分くらいの荷物を運べる。


そういう量の買い物があるとき、雪のある間は、
行きは徒歩で、帰りはタクシーにしてた。


普段の買い物に行く範囲は、780円~1,200円位の距離。
タクシーを使うのはだいたい月に2~3回。


チャリ1台の値段は、タクシー代のおよそ1年分。
それが高いか安いか、ポチる前に(net shopで買った)計算した。


タクシーに乗ったほうが安い、という結論ではあったけど、チャリに乗りたいから、という理由で、ポチッた。


切り詰めた暮らしをしてはいないけど、暮らしの費用は集計してる。
暮らしの原価をちゃんと知っておかないと、生活費はいくらでもあふれ出ていく。


形で残るものは、一つ入れたら1つ以上出す(捨てる)。
記憶しておけないものは不用品、視界に入っていないものも不用品、そういうものを暮らしの中からなくすように努力してる。


その中で、形も残らず記憶にも残らないことが多い交通費や交際費、
このあたりこそ原価を知ってなければ、奇妙に惜しくて使えない費用。


原価を知る=使う範囲と価値を知る。
そう思えば、かなり有効に使える費用。


工業製品で同じメーカーのものであれば安いほうを買う。
農産品や海産物は、その季節のものを用途に応じてホールで買う。
ホールで買う=そのものを丸ごとと買う=加工された物は買わない。


安いから買っておく、をしない。
必要だから、これがいいから、好きなものだから、を買うようにする。


そういう風に、できるだけ理詰めで自分の暮らしを進めていく中で、時々発作のように起きる無意味に近い衝動買い、これも時々なら許す。


ほしい!と思ったものを手に入れる幸福感は、自分だけのための贅沢。


合理性だけではつまらないし、カオスなだけじゃ自分が破たんする。




にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する