チャリと交通費、暮らしの原価
私は運転免許を持ってない。
日常生活は、雪のある間は徒歩、雪がなくなったらチャリ。
今年、買い替えた。
これに前かごをつけ、小さ目なリュックを背負ってスーパーに行けば、
5,000円分くらいの荷物を運べる。
そういう量の買い物があるとき、雪のある間は、
行きは徒歩で、帰りはタクシーにしてた。
普段の買い物に行く範囲は、780円~1,200円位の距離。
タクシーを使うのはだいたい月に2~3回。
チャリ1台の値段は、タクシー代のおよそ1年分。
それが高いか安いか、ポチる前に(net shopで買った)計算した。
タクシーに乗ったほうが安い、という結論ではあったけど、チャリに乗りたいから、という理由で、ポチッた。
切り詰めた暮らしをしてはいないけど、暮らしの費用は集計してる。
暮らしの原価をちゃんと知っておかないと、生活費はいくらでもあふれ出ていく。
形で残るものは、一つ入れたら1つ以上出す(捨てる)。
記憶しておけないものは不用品、視界に入っていないものも不用品、そういうものを暮らしの中からなくすように努力してる。
その中で、形も残らず記憶にも残らないことが多い交通費や交際費、
このあたりこそ原価を知ってなければ、奇妙に惜しくて使えない費用。
原価を知る=使う範囲と価値を知る。
そう思えば、かなり有効に使える費用。
工業製品で同じメーカーのものであれば安いほうを買う。
農産品や海産物は、その季節のものを用途に応じてホールで買う。
ホールで買う=そのものを丸ごとと買う=加工された物は買わない。
安いから買っておく、をしない。
必要だから、これがいいから、好きなものだから、を買うようにする。
そういう風に、できるだけ理詰めで自分の暮らしを進めていく中で、時々発作のように起きる無意味に近い衝動買い、これも時々なら許す。
ほしい!と思ったものを手に入れる幸福感は、自分だけのための贅沢。
合理性だけではつまらないし、カオスなだけじゃ自分が破たんする。