ゆっくり終活する日々

老後お一人様の過不足なく小さく暮らす生き方を探る話などを、思いつくままに書き綴ります。

60代半ばでやってきたお一人様暮らし。
幸い、先に引きずる病気はないけれど、腰痛や、加齢によるケガ・事故の心配をしなきゃならないお年頃。
節税対策の法人で貸付不動産を運用しつつ、お一人様で終活しながらシンプルに暮らす日々の喜怒哀楽日記です。

終活としてのもの捨て



昨年秋からお一人様暮らしになった。


身の置き所のない空疎感から、しゃにむに体を動かして、
家の中いたるところの、もの捨てに没頭した。


主に衣類、次に書籍・文書、食器類、大小の家具、
自分的にはこれでもか!というほど捨てた。


3か月ほどの間で、ひとまずクローゼットと書庫は1/3になり、
どことなく雑然としていた室内が明るくなった。
と同時に、うつな状態から少し抜け出ていた。


ふとがむしゃらにもの捨てしていた3か月を振り返って、
ああ、これは死に支度だと思った。


雪が解けて、外の仕事ができるようになったので、
物置や敷地の中においてある工具類もこれから片づけて捨てる。


庭の樹木や草花も、大きくなって重なり始めたものは取り除く。


不要な物、というよりも、必要ではないものは持たない。


そう思い決めれば、もの捨ては難しくない。
この半年間に捨てたもので、捨てなきゃよかったと思ったものは2つだけ。
それも、そのときそう思っただけであって、それがなくても今は困らないし、
そもそもそれが何だったのか今は思い出せない。


生活そのものは続いていくし、仕事も続いていくから、
身辺全部をがらんとしてしまうわけにはいかない。


それでも、遺品整理するものが困るほどのものを持っていたくないとは思う。
できれば残ったものは骨壺一つ、という状態が望ましい。



この先まだ一年ほどは、もの捨てにまい進することになると思う。
すっきりした!と気がすんだあと、残りの時間をどう暮らすのか、
その時になるのが楽しみだ。



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