靴や着るものについて取り留めなく
靴はリアルの店舗で試履きして買っても、netでサイズだけ見て買っても、実際に歩かないと、履き心地はわからない。
ねーちゃんのころは、履き心地なんか二の次で見た目最優先。
ずいぶん足につらい思いをさせた。
40代になってからやっと、自分に合うヒールの高さも分かったし、履き心地のよさとはどういうものなのかもわかった。
で、冒頭に書いたように、メーカーや価格の問題だけじゃなく、とにかくい履いて歩いてみないことにはわからないという結論。
だから、歩いてみて痛かったり脱げやすかったりして、はかない靴がたまり、履ける靴が見つかるまでは、履きこなれたくたびれた靴を履いてた。
靴とバッグとコートはたくさん持ってるほうだと思う。
いや、無駄なもの(たとえば履けない靴)をたくさん持ってるというのとは違って、用途に応じて使い分けられる量を持っているという意味で。
どれも色は3色、黒と濃茶と薄いベージュ、それを夏冬用に、ティストを合わせて。
礼服用、名刺をもって作り笑顔で仕事の話をする戦闘モード用、友達と会ったりちょっとした外出用、汚れる作業用に、普段着用に。
特別おしゃれしてるわけじゃなく、普段着にあまりちぐはぐなものを身につけていると、基本的なセンスがめちゃくちゃになってくるので、気をつけるようにしてる。
普段の暮らしの足として、派手なオレンジ色のMTB(チャリ)に乗ってるから、先日の物捨ての時に、赤系のシャツとジャンパーを捨てた。
普段着の基本は、白シャツと黒かベージュのコットンパンツとブルージーンズ、それに季節なりの上着。
もう、ここ十数年のほぼ制服、朝着るものに迷うことはない。
戦闘モードはスーツとワンピ、各2着づつ、お出かけはブラウスとスカート。
ここ何年も同じものを着てる、好きで無難に似合っている定番の形。
いくら定番とはいっても、年を取ると似合い方も変わってくるし、同じ着方をしてたのでは似合わなくなるものもあるから、小物を工夫して、古臭く見えないようにだけ注意してる。
そんなことを思いながら、今日、靴を3足、バッグを1個、ジャケットを2枚捨てた。
靴は、足に合うものにやっと出会ったから。
ジャケットはこれを着たいと思わなくなっていたから。
バッグはとても気に入っていて惜しかったけど、くたびれすぎていたから。
別に持っていてもいいんだけど、着ない物使わない物を持っているのも気持ち悪いし、変に持っていれば、いつか使うことがあるかもという気持ちになって、モノが溜まりだすのが嫌だ。
作年から始めた身辺整理を兼ねた物捨て作業。
クローゼットの中はだいぶ進んで、残すは自分で編んだベストや織った布。
さすがに思いきれず、まだ棚にたっぷり乗ってる。
さぁ、これをどう処分しようか。