ゆっくり終活する日々

老後お一人様の過不足なく小さく暮らす生き方を探る話などを、思いつくままに書き綴ります。

60代半ばでやってきたお一人様暮らし。
幸い、先に引きずる病気はないけれど、腰痛や、加齢によるケガ・事故の心配をしなきゃならないお年頃。
節税対策の法人で貸付不動産を運用しつつ、お一人様で終活しながらシンプルに暮らす日々の喜怒哀楽日記です。

弟と資産を引き継ぐ話をした

半年ぶり位に弟が訪ねてきてくれた。
やつはいま、定年前の地方勤務で単身赴任。
この春、戻れるかと思っていたら保留されちまった・・・と。
宮仕えはつらいね、と慰めたら、
あんたも一人でここを維持してくのも大変だね、と慰め返された(^^;


私には子供がいなくて、両親もとうになく、親族は弟だけ。
弟には子供がいるから、運用してる資産は、私→弟→子供たちと順に申し送られて、相続していくことになってる。
が。
60代半ばともなると、どっちが先かなんて、見当もつかなくなる。
これまでは弟に手持ち資産の運用方法を説明してきたけど、考えてみれば、たった3歳しか違わない弟に説明するより、弟の子供たちに説明しておくほうがずっと現実的な話。


資産は法人で運用しているから、相続の心配はほとんどないけど、法人で運用していくノウハウと、実際に資産を管理していく現実を、弟の子供たちにはちゃんと見ておいてもらわなきゃならない。


その上で引き受けた後は、現金化するのでも、運用していくのでも、その時代に合わせた自分たちのやり方を決めればいい。


子孫に美田を残すべからずとはいっても、あえて残すというのではなく、自分の親から受け継いだ部分も含め、自分が働いて暮らしてさらに残ったものは、受け継ぐ者たちが有効に使ってほしいと思う。


そういう話を、お互い年取ったもんだねーとか言いながら、ぽつりぽつりと話した。



暮らしに困らない程度の年金でもあるなら、なまじな資産なぞ、あるほうが大変だよね、と、罰当たりに苦笑いした。



住まいの近くに今が盛りに満開の吉野桜。
ちらりほらりといい感じに散り始めていた。



桜のように潔く散る、なんて生き方は、ニンゲンには、なかなか出来ないもんかもしれない。




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