ゆっくり終活する日々

老後お一人様の過不足なく小さく暮らす生き方を探る話などを、思いつくままに書き綴ります。

60代半ばでやってきたお一人様暮らし。
幸い、先に引きずる病気はないけれど、腰痛や、加齢によるケガ・事故の心配をしなきゃならないお年頃。
節税対策の法人で貸付不動産を運用しつつ、お一人様で終活しながらシンプルに暮らす日々の喜怒哀楽日記です。

付加価値の充実で月一分を維持

この画像は、母屋の大きい庭にあるBQ用ウッドデッキと、画像左上に見える白っぽい屋根がBQ用の小屋。
デッキは3坪、小屋は4坪で、同じように、BQ用のコンロをはめ込んだテーブルがある。
この画像の地面は、昨夜のうちに散った桜の花びらでピンク色になってる。




この設備は住人専用で予約制。
もちろん無料だけど、デッキの照明や洗車の水道料、除雪の負担分を含めた共益費を毎月支払ってるから無料というわけでもないが、気分的には無料らしい。


予約はデッキと小屋をセットで。
なので天候も季節も気にせず、炭火で肉や魚を焼いたり、囲炉裏によくある自在カギを使って、鉄鍋で鍋物をしたりしてる。


住人達曰く、魚を食べたくなったらみんなに声がけして、それぞれ魚を持ち寄って夕ご飯パーティーしてますー♪、家の中が魚臭くならないし、みんなで食べるとおいしいしー、だそうで。


確かに、住人がお盆もってうろうろしてるのを時々見かける。




1戸14坪ほどしかない2階建て式のテラスハウスで、建築費に対して月一分の利回りをとるための、かなり貴重な付加価値。


こういう使い方をするつもりで、それを付加価値とするために作った環境であり、賃貸物件なので、市内にはほかに似た物件はない。


建築費の月一分の利回りは、坪単価でいえば市内ではかなり高い家賃となるけど、それでも仲介業者は強気で募集をかけるし、実際さほど時間もかからずに埋まる。




こういう、珍しい物件を専任されてるせいなのか、頑張ってくれてるらしい。




デッキや小屋は、毎年そこそこ手をかけなければ維持できないけど、庭は年々緑に深さが増して、景色としての価値が高まっていく。
選定や整備の手間もかかるけど、楽しみ半分でやれる範囲が多いから、さほどカネもかからない。



こういうやり方でいつまでやれるのかわからないけど、賃貸物件でこういうユーザーインターフェイスは、たぶん、少数派ではあっても一定のニーズはあると見込んでいる。



新しくて広くて駅近で、よりも、友達を連れてきて見せびらかしたい自分の住処、そういう物件でありつ付けたいと思ってる。





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